手のつなぎかた
うちの子どもたちは 小さいころ手をつなぐのを嫌がったり パニックを起こしているときだったら 手をつなぐことによって 余計ひどくなったりしました。
どうしてだろう どうしたらいいんだろうと
私が試行錯誤した あしあとをここに書いてみます。
 
みいねこ。の知恵袋
 
今 振り返ってみて 一番よくなかったなぁと 思えるのが 子どもの手首をつかむということでした。
私が イライラしたり 先を急いだりするとき どうしても 子どもの手首をつかんで せきたてる みたいなことをしてしまいました。
最悪なのは 子どもの両手を合わせて
両手首を私が 片手でつかむやり方。
これをされると 先を急ぎたい私の気持ちとは裏腹に 子どもたちは 足を突っ張り 身をのけぞらせて 抵抗しました。
あとから 本で読んだのですが 別に自閉症に限らず 人間というものは 手首をつかまれるということに 本能的な恐怖を抱くそうです。
だから 刑事さんはスリの現行犯を捕らえるとき 相手の手首をつかむそうです。
ですから 一番いい手のつなぎかたは 普通に手のひらと手のひらをあわせるつなぎ方でした。
そして そうして 手をつないで歩いている最中に 子どもが何かぐずったら 立ち止まって 子どもの目の高さまでしゃがみ 優しく「大丈夫だよ」と 言いながら つないでいる手のひらを軽く ぎゅぎゅと握ると 子どもたちは 安心したように また 歩き出してくれました。
この 「手首をつかむのは 厳禁」ということは 園や学校の先生やお友達にも 「うちの子がされたら嫌なこと」として いつも お伝えしていることのひとつです。
 
 
更新日時:
2003/03/08

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Last updated: 07/06/19

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