携帯電話
昔 子どもたちが通っていた療育先では 公衆電話のかけ方も 教えてくれました。
ただ 最近 私自身が 外出先で公衆電話を 探して走り回ると言う 経験をしたため 子どもたちにも 携帯電話は必要だし 使い方を教えた方がいいかもと思いました。 
 
そこで まずとら君に買ってあげました。そして 学校と自宅の電話番号を登録しておいて 「このボタン。それから このボタンを押して 『もしもし』だよ。」なんて教えていました。とら君が 困ったことがおきたから 学校か自宅に電話して 助けを求めようと言う風になるまでは まだいくつもステップがあるようだし その段階まで 行くことができるかどうかもわかりませんが 一応ね。ところが…
 
先日 私が外出が重なったので とら君の携帯を借りていました。で ふと画面を見ると 「着信履歴」が。(これらの言葉は とら君の使ってる携帯の機種で 使われてる言葉を使っています)
見覚えのない番号。
ここで 気がつけばいいものを 持ち前ののんきさと好奇心の強さから 「誰だろ」とその番号をリダイアル。
と たちまち 流れ出す チョー妖しげな音楽。「はっ こっ これは もしや…」あわてて 電話きって 電源まできって 心臓バクバク。「これが 話しにきく ワン切りかぁ。なんか すごい電話代請求されるとか…でも すぐきったから 大丈夫だよね…」
 
だけど 段々不安になってきて 念のためと 消費者センターに電話。
と 相手の相談員さん「それは 請求される可能性ありますね。」 「えっ でも私1秒か2秒で きりましたが」 「それでも 業者によっては 請求してくるところもあります。」 「どうしたらいいのでしょうか」 「相手に 自分の身分を 絶対に明かしてはいけません。相手にわかっているのは あなたの携帯の番号だけです。だから 絶対『はい ○○です』なんて 電話とってはいけません。」
えっ え〜 私も ついそう言ってとってるし とら君にも そう教えたような…
これは 早急にとら君に教えなおさねば。
なんとなく 携帯って電話だと思っていた…
でも 電話であって 電話じゃないものなんだわ。
 
さらに 相談員さんに この携帯が 本来とら君のものであることを話すと 「息子さんに 絶対リダイアルの機能を教えてはいけません。また 息子さんが携帯持っているときに 同じようなワン切りがあるかもしれません。それを リダイアルして 延々と聴いてしまったら 大変なことになります」
 
そして 「請求があるとしたら その携帯へですから 絶対身分を明かしたりせずに黙って電話をきって また この消費者センターにご相談ください」
はい ありがとうございました。
でも ご相談する事態にならないことを 祈っております。
 
今回のことから 私が学んだのは 携帯電話とか PCとか 便利だから 子どもたちにも少しでも 使えるようにしたいと思っていましたが…
電気釜で ご飯を炊けるようにするのとは 違うなぁと。
どうしても 世間と触れ合うことになってしまって 悲しいことですが 世間には善い人ばかりいるわけではないと思うので。
その辺のところを 私が きちんと把握して 子どもたちに教えないといけないなぁと心に刻みました。
 
なんかお役立ちというより 失敗談ですが。
なお 余談ですが 借りてる家を出るとき 大家さんとか不動産屋さんとトラブったという時も 消費者センターは 相談にのってくれます。
 
各地の消費者センターは 電話帳に載っています。
 
                  2002/07/14
 
 
 
 
 
更新日時:
2002/09/28

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Last updated: 07/12/02

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