トークアシスト
「お役立ちツール」で ご紹介した 「トークアシスト」を 実際使ってみられたという親御さんから メールを いただきました。
「トークアシスト」の 使用についても 
勿論ですが  親御さんの熱意で 行政に働きかけ 行政を動かしたということもまた とても元気と勇気を いただける話しでした。
その親御さんに お願いして 
そのメールの一部を 載せさせていただきました。
皆さんの 参考と 勇気の源になりますように。
 
 
 
田舎者さん(HNなんです ^^;)の知恵袋
 
我が子は、知的を伴う重度の自閉症ですが
数年前から構造化とカード(スケジュール)などを取り入れるようになってから
自らの要求もかなり増えてきました。
 
この春からは、VOCA リトルマック(ワンステップコミュニケーター)を取り入れてコミュニケーションを 図っていましたが段々とVOCAも1つでは足りなくなり、もう少し多様に使えるVOCAを探していましたが どれも価格が高く、手が出ませんでした。
そんな時に「トークアシスト」にたどり着きました。
 
でも、これも高額ですぐに手が出ませんでした。
しかし、日常生活用具給付金と言う助成金制度があることが解りましたがこれは限られた地域だけのようでした。。。
 
駄目で元々!一か八か地元の福祉課に相談に行ってみた所、自閉症でも療育手帳の診断がA判定で医師の意見書があれば助成金が出るかも知れないという話になりました。
 
駄目で元々!少しでも可能性があるならばと早速、医師に意見書を頂き申請した所、なっなんと!!
助成金がでたのです!! 凄い!!
近隣の知り合いに聞いてもみんな頭から無理だと思い申請していないとの事でした。
もしかしたら県内でも我が子だけ?とビックリしています。
やはり、こういう事は待っているのでは無く、行動する事が大切だなと実感しました。
 
 
「トークアシスト」の使用についても
動物好きな我が子は 動物の画面を
出しては何度も画面にタッチして、
出てくる言葉を聞いて喜んでいます。
 
最近では、「挨拶」「食べ物」などの色々な画面を開いたりもしています。
先ずは、操作に慣れる事が大切なようなので全く規制せずに使用しています。
 
今まで聞き取りにくかった言葉の発音がはっきりと言えるようになったり、新しい言葉に興味を持ち始め、上手にお返事や挨拶ができるようになったりしています。
 
トークアシストを使用して、自らコミュニケーションを取るまでには長い月日がかかりそうですが確実に言葉が増えてきています。
きちんと発音を覚えることで実際のやり取りの中でも言葉が出るようにもなりました。
 
 
しかし、難点もあります。
どうしても機械的な声なのでそれをそっくり真似た言い方をします。
独り言も少し増えて。。。うるさいことも"^_^"
これを覗けばサイコーなのですが。
                      
以上 「トークアシスト」情報でした。
 
更新日時:
2004/09/24

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Last updated: 07/06/19

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