子どもがね 何ができないとわかったとき
専門家諸氏のアドバイスは
「この子はこれが できないんです。
それが この子の 現実なんです。
親として その現実を認めなさい」
という お言葉を 頂戴することが多かったのですが。
最近 私は
「それは ちょっと違うのでは」
と 思うようになりました。
確かに 「何々ができない」は 現実で 真実です。
でも それは
「今現在 できない」
ということであり
これから先 ずうっとできないかどうかは わからないことです。
現に 「一生言葉は しゃべれない」
と言われた こねこたちも 今は 少しは 言葉しゃべってますしね。
だから 現実を認めるというのは
「この子は 『今 現在』これができない」
ということを きちんと受け止めた上で
では どうしたら できるようになるのか。
あるいは できないならできないとして
それを フォローする方法・ツールは なにかないものかと
考えるのが 現実を認めるということではないでしょうか。
そして それについての 具体的なアドバイスや親の精神的フォローを
専門家さんたちにして欲しいと 願うのですが
これは 「非現実的」な 願望ですか? (笑)
もちろん 親自身についても
「今 現在 これができない」と 冷静に客観的に 受け止めないと
「なぜ できないの?」 「あなたは ダメな子」
「私は ダメな親」
と いつまでも 同じ場所で 心の堂々巡りを続けることになることも
認めるに やぶさかでは ゴザイマセン (笑)
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