Last updated: 07/06/18





3    島田荘司  (本格派)
更新日時:
2002.09.28 Sat.
 
 
デビュー作 「占星術殺人事件」を読んだ時の衝撃は 忘れられません。寝転がって読んでいたのに 思わず起き上がって 畳の上に座りなおしたくらいです。以来 次々に 意欲的な作品を 世に送り出す 島田荘司さん。その奇想天外なトリックと 壮大な人間ドラマ 社会の病巣をえぐる鋭い目。ずうっと 私の注目の作家さんでした。
 
島田作品の探偵と言えば 御手洗潔と吉敷武史が 二大探偵でしょうか。特に御手洗潔とワトソン役石岡クンのコンビには 女性ファンが多いとききます。このふたりを 主人公にした まんがまであるくらいです。ただ 私は 御手洗潔は具体的なイメージが浮かんでこなくて。長身の美青年らしいのですが。
これは 島田荘司さんに けちをつけてるわけじゃなくて あくまでも私の想像力の貧困さです。
 
と言うわけで 吉敷武史が好きだったのですが 最近吉敷武史も当たり前ですが 作品中歳をとってきました。探偵が歳をとったり 死んでしまったりと言うのは ファンにとってつらいです。
 
ちなみに 最近の作品では 御手洗潔は 外国に行ってしまって 電話で 注目度アップの女性探偵レオナ松崎に 指示するというシーンになっていました。
作家さんも 探偵が 歳をとることには 苦慮されているのでしょうか。
 
               2002.07.08 Mon.
 
 



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