この猫ちゃんが　座っているのは　路地の入り口。この路地は袋小路なので　人も車も決まった人しか出入りしません。だから　近所の猫たちの集会場になっていて　うちでは　ここを　「猫のパラダイス通り」　略して　「猫パラ」って　呼んでいます。この猫ちゃんも　いざとなれば　路地に駆け込めばいいからどことなく　余裕の表情でしょ。

この猫ちゃん　塀を伝って遊びに来て　にゃーにゃーと鳴くと　左側の窓が開いて

優しいお姉さんが顔を出して　掌に乗せた餌をくれたり　ほっぺやのどをコリコリしてくれていたんです。でも　どうしたことでしょう？最近　猫ちゃんが　いくら鳴いても　窓は開きません。お姉さんは　どうしてしまったのでしょうか？　心配そうに窓を見つめる猫ちゃんです。