自分を救えるのは自分しかいないし、
自分を許すのも結局は自分だ。
そしてそのときに支えになるのが、
愛であり、幸せだったときの記憶なのだ。
by 三浦しをんさま
「シュミじゃないんだ」より
わたしは 生後2ヶ月から 幼稚園の年長組に入るまでの間
おばあちゃんに預けられて育ちました。
それを 不幸とか かわいそうとか 言ってくれた人もいたけれど。
今のわたしを支えてくれているのは
ひたすらわたしを愛してかわいがってくれた
おばあちゃんとの幸せな日々の記憶です。
そして だから わたしは こねこたちを
ひたすら愛して かわいがって
こねこたちが親亡き後も
その幸せの記憶を支えに生きていけるようにしてあげたいのです。
それが わたしが親としてこねこたちにしてあげられる
数少ないことの一つだと思うからです。
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